きつねさんとおぼえる!ClangをC84で出します
きつねさんシリーズ第三弾としてClang本を出します。
タイトルは「きつねさんとおぼえる!Clang」です。
今までLLVMを扱っていましたが、今回からClangについて紹介していく予定です。
今回はあまり時間が取れなかったため応用的な内容までは紹介することはできていませんが、
Clangがどのような機能を提供しているかというのを理解できると思います。
Sanitizer、LibClang、LibTooling、ClangPluginを大きなテーマとして紹介しています。
自分がSanitizerとLibClangを担当し、残り2つを餅さんが担当しています。
表紙はいつも通り矢上さん(web)に書いて頂きました。
表紙を見て頂ければわかる通り、新しいキャラクタとしてアンが登場しています。
更に今回は表紙に追加して、今まで登場したキャラクタの設定資料集がついています。
これだけでも十分買って良かった!と思えるものになってます。
以下、頒布場所の詳細になります。部数制限等は特にありません。
コミックマーケット84
場所:東京ビッグサイト
サークル名:MotiPizza
日程:3日目 8月12日(月)
スペース番号:東ペ-04a
値段: 1部 700円
ページ数: 102ページ
部数制限: 無し
合計部数: 150部
以下、章構成。
- はしがき
- はじめに
- 本書の構成
- 本書内の記載について
- お断り
- 環境構築とClang の使い方
- 本章の概要と構成
- 環境
- インストール
- ツールの種類と確認
- はじめてのSanitizer
- Sanitizer とは
- Sanitizer の種類
- LibClang
- LibClang でできること
- 翻訳単位について
- トークンの取得
- 抽象構文木の走査
- 診断情報の取得
- コード補完情報の取得
- コンパイルデータベース
- LibTooling
- ビルド環境の構築
- Clang AST の概要
- LibTooling で簡単なツールを作る
- RecursiveASTVisitor でAST の情報を出力する
- LibAstMatchers で特定パターンのAST を捕捉する
- RefactoringTool でコードを書き換えてみる
- ClangPlugin
- ClangPlugin で簡単なプラグインを作成する
- あとがき
- 著者/関係者一覧